フォト

RYUICHI TSUJII

他のアカウント

無料ブログはココログ

2018年4月 4日 (水)

短歌総合紙 月刊「うた新聞」(いりの舎)2018年4月号

<今月のうたびと>のコーナーに
「ジェイルブレイク」(新作短歌12首)掲載



「ジェイルブレイク」

切り札をまず消費してしまおうかその後のことはその後のことだ

もう暇もつぶし終わってしまったなどうやって長生きしようかな

これは正常な時期記したメモだこれを信じて動いてみよう

もう二、三日ほど生きてきてからにしようこいつと対峙するのは

全部出し終わった後のうたた寝の最中の気分で生きていく

こんな日だからこそ自分内ルールだけは守ろう生き抜くために

風景を少しずらしただけなのに達成感が尋常じゃない

つまりこうやってひとりになっていくそのような過程を眺めてる

もはや最重要事項でもないと行動が物語ってしまう

人生の岐路に立たされてるなんてわりと普通の状態なのに

俺のことだからどうにかなるだろう俺がどうにかするだろうから

こんな時だけ見える風景もあるやはり生まれてきてよかったな




 

月刊「うた新聞」2018年4月号

<>http://irinosha.com/

2018年3月24日 (土)

角川「短歌」2018年4月号

※角川「短歌」2018年4月号(KADOKAWA)

○「ウェイク・イン・フライト」(新作短歌7首)掲載。

  「角川「短歌」2018年4月号」

ご購入はこちらから。

「角川「短歌」2018年4月号」

2018年3月 8日 (木)

「グローリーデイズ」8首

「グローリーデイズ」


愛し合うことを最優先させた結果であってこれで正しい

白昼に解決できる課題など特に重要視はしていない

翌朝に違う景色を見るための行動も時々取ってきた

一期一会のものだからこそ自分なりにアレンジして楽しもう

僕であり続けるための沈黙の使用頻度が上がりつつある

目の前の人との思い出に浸る新しい喜びを始める

あれが現実だったのか早く知りたいのでしばらくは放浪を

次に迎える安堵までしばらくは夢遊病者として過ごします


2017年11月 7日 (火)

「連夜の饗宴」12首

「連夜の饗宴」

 
本能に従ってみた結果でも楽しみに行きましょうか今夜

逃げ場所のない夜にこの身を置いて享受するしかない存在へ
 
リピートが可能なものを求めたい一期一会はしっくり来ない
 
取り急ぎ前後不覚になりましょうやりたくないこともやるために
 
人の思想に頼るのはもうやめて覚悟して味付けを行う
 
クライマックスを邪魔されたい夜もここに確かに存在してる
 
そしてまた思い出が作られていく「前例」と言い換えも可能な
 
特に痛みを感じてはいないので傷口も眺めて過ごしてる
 
意見より事実が欲しい夜にいる人間的に明日は生きる
 
ピュアな欲望を解放しに行こう自分の役を演じる前に
 
欲望を全開させるだけの夜これもなくては生きていけない
 
ラスト我ながらまさかの行動を取っているからまだ大丈夫
 

2017年11月 3日 (金)

「セレブレイション」8首

「セレブレイション」


今日がその日でも問題ないように余計なものは見ないでいよう

二週間後でも二年後でも同じ陶酔中にそれは行う

その結果残ったものを信じようそれもあるべき姿だろうし

ここもまた何か最後の夜らしいもう少しだけいてみてもいい

やはりある程度限定された人生が楽しいそして正しい

取り急ぎ明日の景色を見てこようこの夜はもう捨ててしまおう

ごくまれに訪れるこのワン・シーン死守してからでいいんだ後は

無理に手に入れるものなどないここにあるものばかり愛していこう


2017年10月 5日 (木)

短歌総合紙 月刊「うた新聞」(いりの舎)2017年10月号

「セブン・デイズ」(新作短歌5首)掲載

「セブン・デイズ」

もう一度あの夜を過ごしてみようそしてまた何かを感じよう

ひどい前例の記憶に救われてあの日の次の日も生きていた

やっと手に入れたこの「その後の世界」もう少しだけ続きますよう

永遠か十年間か七日間どれほどの違いがあるだろう

目の前にあるものが求めたものだここにいようか眠くなるまで



 

月刊「うた新聞」2017年10月号

<>http://irinosha.com/

2017年8月21日 (月)

「短歌研究」2017年9月号

※「短歌研究」2017年9月号

○「最近刊歌集・歌書評・共選」コーナーを担当。

『スーパーアメフラシ』山下一路
『多宝集』藤森巳行
『窓は閉めたままで』紺野裕子
『ピース降る』田丸まひる
『白い手』染田一郎

上記5冊の書評掲載。

  「短歌研究」2017年9月号」

ご購入はこちらから。

「短歌研究」2017年9月号」

2017年7月20日 (木)

「短歌研究」2017年8月号

※「短歌研究」2017年8月号

○「最近刊歌集・歌書評・共選」コーナーを担当。

『遊漁』佐藤善二
『M子』もりき萌
『春暁』斎藤諒一

上記3冊の書評掲載。

  「短歌研究」2017年8月号」

ご購入はこちらから。

「短歌研究」2017年8月号」

2017年6月20日 (火)

「短歌研究」2017年7月号

※「短歌研究」2017年7月号

○「最近刊歌集・歌書評・共選」コーナーを担当。

『しんくわ』しんくわ
『志は苦学』成合武光
『ケモノ道』柿本希久
『手紙の森』岩崎恵

上記4冊の書評掲載。

  「短歌研究」2017年7月号」

ご購入はこちらから。

「短歌研究」2017年7月号」

2017年2月24日 (金)

角川「短歌」2017年3月号

※角川「短歌」2017年3月号(KADOKAWA)

○「奥村晃作歌集『ビビッと動く』書評」掲載。

  「角川「短歌」2017年3月号」

ご購入はこちらから。

「角川「短歌」2017年3月号」

«2016年9月28日朝日新聞夕刊